今回は、八重山諸島の中心地として知られる沖縄県の石垣島について、その魅力や見どころ、おすすめの観光スポット、アクセス方法、グルメ情報などを徹底的にご紹介します。
エメラルドグリーンの美しい海、豊かな自然、歴史遺産、美味しい島グルメなど、石垣島には魅力がいっぱい。この記事を読めば、石垣島旅行の計画がバッチリ立てられること間違いなしです!
石垣島の概要と魅力
石垣島は、沖縄県八重山郡に属する八重山諸島の中心的な島で、面積は約222km²、人口は約5万人。那覇空港から飛行機で約1時間、東京からは約3時間で到着します。
亜熱帯海洋性気候に属し、年間平均気温は24℃前後と温暖で過ごしやすいのが特徴です。
石垣島最大の魅力は、なんといっても美しいビーチの数々。
エメラルドグリーンの海に、白い砂浜が続く絶景は、まさに南国の楽園そのもの。
中でも、川平湾は「日本の渚百選」にも選ばれた、石垣島を代表する景勝地です。
透明度の高い海は、シュノーケリングやダイビングに最適で、色とりどりの熱帯魚やサンゴを間近に見ることができます。
また、石垣島は八重山諸島の玄関口として、歴史的にも重要な役割を果たしてきました。
島内には、琉球王国時代の遺跡や史跡が点在し、歴史や文化に触れるのもおすすめ。
中でも、「玉取崎(たまとりざき)展望台」からの景色は圧巻で、石垣島を見渡せる絶景が広がります。
そして、石垣牛に代表される、美味しい島グルメも見逃せません。
石垣島で育てられた黒毛和牛は、きめ細やかな霜降りと、とろけるような食感が特徴。
ステーキや焼肉、しゃぶしゃぶなど、様々な料理で味わえます。
また、新鮮な海の幸を使った料理も絶品。近海で獲れる魚介類を使った「八重山そば」や、地元の野菜を使った「島野菜料理」など、石垣島ならではの味覚を堪能してみてください。
石垣島へのアクセス
石垣島へは、飛行機か船でのアクセスとなります。
飛行機は、那覇空港から1日に数十便が運航しており、所要時間は約1時間。
東京(羽田・成田)や大阪(伊丹・関西)からも、直行便が運航しています。
また、石垣島は飛行機で行くことができない波照間島、西表島などの離島へのハブ港でもあります。離島へ行くなら、まず石垣島を通ることになります。
石垣港に到着したら、市街地までは路線バスかタクシーを利用するのがおすすめ。
バスは安価ですが本数が少なく、タクシーは便利ですが料金が高めなので、予算と時間に合わせて選びましょう。レンタカーを利用する場合は、港近くのレンタカー店で借りるのが一般的です。
石垣島の交通事情
石垣島内の移動は、レンタカーが最も便利です。
島内には路線バスも走っていますが、バスの時間に合わせて動かないといけなくなるため、時間を気にせず自由に動けるレンタカーがおすすめ。
レンタカーを借りる際は、事前予約がベター。
特に夏休みやゴールデンウィークなどの繁忙期は、早めの予約が必須です。
また、石垣島は道が狭く、道路標識が少ない場所もあるので、運転には十分注意が必要。
カーナビやスマホのマップアプリを活用しましょう。
一方、レンタカーを利用しない場合は、路線バスやタクシーを利用しましょう。
路線バスは、主要な観光スポットを結ぶ便利なルートが設定されています。
1日乗車券を購入すると、お得に島内を周遊できます。
タクシーは、観光スポットを効率よく巡りたい場合に便利。
ただし、料金は高めなので、予算に余裕がある方向けです。
また、石垣島では、シェアサイクルも人気。
フェリーターミナルのすぐそばにある「エイトサイクリング石垣島」では、電動アシスト自転車も借りることができ、オンライン予約で宿泊先へ自転車を回収しにきてくれるサービスもあります。
子供乗せ自転車もあるので、家族旅行にもおすすめ。
自転車で島内を散策するのも、石垣島旅行の楽しみ方の一つです。
石垣島のおすすめ観光スポット
川平湾
石垣島を代表する景勝地・川平湾は、エメラルドグリーンの海と白い砂浜、サンゴ礁が織りなす絶景が広がるスポットです。
遊覧船やグラスボートに乗れば、その美しさを海上からも堪能できます。
グラスボートは、船底がガラス張りになっており、サンゴ礁や熱帯魚を間近に見ることができるのが魅力。
川平湾のすぐ近くには、「石垣やいま村」という、八重山の伝統文化を体験できるテーマパークもあります。
園内には、古民家を再現した建物や、サトウキビ畑、工芸体験ができる工房などがあり、石垣島の原風景を感じられます。
玉取崎展望台
石垣島の北部に位置する玉取崎展望台は、高台に立つ、雄大な景色を一望できるスポット。
石垣島北部の平久保半島から、南の海まで見渡せる絶景が広がります。
特に夕暮れ時は、水平線に沈む夕日が美しく、多くの観光客が訪れます。
さらに足を伸ばすと、平久保半島の先に「平久保灯台」もあります。
1965年に建てられたこの灯台は、「恋する灯台」にも選ばれたロマンスの聖地。
白亜の灯台と青い海のコントラストが美しく、フォトスポットとしても人気です。
石垣島鍾乳洞
石垣島の東海岸沿いには、「石垣島鍾乳洞」という大規模な鍾乳洞があります。
全長約3,000mにおよぶこの鍾乳洞は、約200万年前のサンゴ礁が隆起してできたもので、神秘的な雰囲気が魅力。
洞内には、鍾乳石や石筍、石柱などの美しい景観が広がっています。また、ライトアップされた鍾乳洞内は、幻想的な雰囲気に包まれ、まるで別世界に迷い込んだかのよう。
洞内の散策時間は約30分ほどで、初心者でも気軽に楽しめます。
石垣やいま村
先述の「石垣やいま村」は、歴史を感じられるスポットとしてもおすすめです。
園内には、琉球古民家や、サトウキビ畑、古い石畳の道などが再現されており、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。琉装(琉球王国の衣装)体験もできますよ。
また、園内では、シーサーの色付体験、星砂アート体験などのワークショップも。
リスザルとのふれあいコーナーもあり、子どもから大人まで楽しめるスポットとなっています。
石垣島のおすすめグルメ
石垣牛
石垣島グルメの代名詞といえば、何といっても石垣牛。
石垣島で育てられた黒毛和牛は、きめ細やかな霜降りと、とろけるような食感が特徴です。
ステーキや焼肉、しゃぶしゃぶなど、様々な料理で味わえます。
特に、ステーキは石垣牛の旨みを存分に味わえる一品。
島内には、石垣牛専門店が多数あり、好みの部位を選んで注文できます。
また、焼肉店では、希少部位を含む様々な部位を味わえるのも魅力。石垣牛を思う存分堪能してみてください。
八重山そば
八重山そばは、石垣島をはじめ、八重山諸島で広く食べられているご当地グルメです。
沖縄そばとは異なり、麺は細めで縮れがなく、コシが強いのが特徴。
豚骨ベースのスープは、あっさりとしながらも深みのある味わいです。
具材は、豚の三枚肉やソーキ、かまぼこ、島野菜などが定番。
中でも、豚の三枚肉は、柔らかくジューシーで、スープとの相性も抜群。
八重山そばを食べるなら、フェリー乗り場近くの「八重山そば処来夏世」や「八重山そば 平良商店」などが人気です。
島野菜料理
石垣島は、亜熱帯気候に恵まれ、様々な野菜が栽培されています。
島らっきょうやゴーヤーなどの島野菜は、栄養価が高く、独特の風味が魅力。
島野菜を使った料理は、石垣島グルメの定番です。
中でも、ゴーヤーチャンプルーは、ゴーヤーと卵、豚肉を炒めた料理で、苦みと旨みのバランスが絶妙。また、島らっきょうの天ぷらなども、島野菜の魅力を存分に味わえる一品です。
石垣島フルーツ
石垣島は、マンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツなど、南国フルーツの宝庫でもあります。
中でも、夏が旬のマンゴーは、濃厚な甘みと芳醇な香りが魅力。
島内のフルーツ園では、フレッシュなマンゴーを使ったスイーツを楽しむこともできます。
また、パイナップルは、石垣島を代表するフルーツの一つ。
ボゴールパイン(スナックパイン)と呼ばれる品種は、小ぶりながらも甘みが強く、果汁たっぷりなのが特徴です。
フレッシュなパイナップルを味わうのはもちろん、ジュースやジャムなどの加工品もおすすめです。
石垣島の宿泊事情
石垣島には、リゾートホテルから民宿まで、様々なタイプの宿泊施設があります。
リゾートホテルは、ビーチに面した立地が多く、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったり。
「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」や「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」など、人気のリゾートホテルがあります。
一方、民宿は、アットホームな雰囲気が魅力。地元の人との交流を楽しみたい人におすすめです。
川平湾にほど近い「宿屋lotus」や、フェリーターミナル・コンビニ・ドラッグストアがすぐ近くの「ゲストハウスおり姫」など、旅のプランに合わせた宿を選ぶことができます。
また、石垣島では、コンドミニアムタイプの宿泊施設も人気。
キッチン付きの部屋で、自炊をしながら長期滞在するのもおすすめです。
「名蔵ヴィレッジ」や「ビボビバ石垣島」など、人気のコンドミニアムがあります。
石垣島の宿泊施設は、旅行シーズンになると予約が取りにくくなるので、早めに予約するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、石垣島の魅力や観光スポットをお伝えしました。
石垣島は離島の中でも比較的都会で、直行便もあり、スーパーやコンビニもあるので、離島旅行入門におすすめです。
まずは石垣島を楽しみ、そこから足を伸ばして離島にも訪問してみてください。
離島の魅力にとりつかれること間違いなしです!