今回は、沖縄県の宮古島・石垣島・波照間島、長崎県の五島列島への離島旅行を計画している方に向けて、持ち物リストと旅行計画の立て方を詳しくご紹介します。
離島旅行では、本土とは違った準備が必要になります。
服装や持ち物、旅行保険、現地での注意点など、離島旅行特有のポイントを押さえることが大切です。
この記事を参考に、離島旅行を満喫するための準備をしっかりとしていきましょう！
季節ごとの服装と必需品
離島は本土に比べて気温が高く、紫外線も強いのが特徴です。
また、島によっては冬でも半袖で過ごせるほど暖かい場所もあります。
一方で、風が強く肌寒く感じることもあるため、季節ごとの服装選びが大切になります。
春・秋の服装と必需品
春（3月～5月）や秋（9月～11月）は、日中は半袖でも過ごせますが、朝晩は肌寒いことがあります。
長袖シャツやカーディガンなどの羽織るものを持参しましょう。
また、日差しが強いので、日焼け対策として帽子やサンガラス、日焼け止めクリームも必需品です。
- 半袖シャツ
- 長袖シャツ
- カーディガンやパーカー
- 薄手のジャケット
- 長ズボンや七分丈パンツ
- 帽子やサンバイザー
- サンダルやスニーカー
夏の服装と必需品
夏（6月～8月）は、半袖やノースリーブなどの涼しい服装がおすすめです。
ただし、日差しが非常に強いので、日焼け対策は必須。
帽子や日傘、UVカット加工された服などを活用しましょう。
また、海水浴を楽しむ方は、水着やラッシュガード、ビーチサンダルも忘れずに。
- 半袖シャツやタンクトップ
- ショートパンツやスカート
- 水着やラッシュガード
- ビーチサンダルやアクアシューズ
- 帽子や日傘
- サングラス
- 日焼け止めクリーム（SPF50以上）
冬の服装と必需品
冬（12月～2月）は、島によって気温差が大きいのが特徴です。
沖縄本島や先島諸島は比較的暖かいですが、奄美大島や種子島などは肌寒く感じることもあります。
長袖シャツや薄手のジャケットなどを持参し、調整できるようにしましょう。
また、冬でも日差しが強いので、日焼け対策は怠らないようにしてください。
- 長袖シャツやセーター
- 薄手のジャケットやフリース
- 長ズボンや暖かいレギンス
- ストールやマフラー
- 帽子や耳あて
- 日焼け止めクリーム
カメラとガジェットの選び方
離島の美しい景色を撮影するには、カメラ選びも重要なポイントです。
スマートフォンでも十分綺麗に撮影できますが、より本格的に撮影したい方は、一眼レフやミラーレスカメラがおすすめ。
広角レンズを使えば、広大な海や空を美しく撮影できます。
- 旅行中の持ち運びしやすさ（重さ、大きさ）
- 画質の良さ（センサーサイズ、解像度）
- 手ぶれ補正機能の有無
- 防水・防塵性能
- バッテリーの持ちの良さ
また、離島では電波が弱いエリアもあるため、オフラインでも使える地図アプリをダウンロードしておくと便利です。
「Google Map」などの地図アプリでは、オフラインマップをダウンロードしておくことができます。
Google Map：iOS版 / Android版
- モバイルバッテリー
- 充電器（コンセント用、車載用）
- 防水ケース（スマートフォン用、カメラ用）
- 電子書籍リーダー（長時間の移動に便利）
- ノイズキャンセリングイヤホン（飛行機内で役立つ）
旅行保険と現地での注意点
離島旅行では、旅行保険への加入がおすすめです。
万が一のケガや病気、盗難などに備えて、適切な補償内容の保険を選びましょう。
特に、以下のような補償内容が重要です。
また、現地では以下の点に注意が必要です。
旅行だからといって羽目を外しすぎず、現地に迷惑をかけないように気をつけましょう。
旅行計画の立て方とモデルコース
離島旅行を満喫するには、事前の計画が大切です。
以下の手順で、旅行計画を立てていきましょう。
- 旅行の目的を明確にする（観光、グルメ、アクティビティなど）
- 旅行日数と予算を決める
- 行きたい島を選ぶ（宮古島、石垣島、波照間島、五島列島など）
- 航空券や宿泊施設を予約する（早めの予約がおすすめ）
- レンタカーや現地ツアーを予約する（必要に応じて）
- 観光スポットや立ち寄りたい場所をリストアップする
- 持ち物リストを作成する
- 旅行保険に加入する
以下は、石垣島を中心とした3泊4日のモデルコースです。
1日目
- 石垣島到着
- レンタカー受取
- 島内観光（川平湾、石垣やいま村など）
- 夕食は石垣牛を堪能
2日目
- 朝食は島野菜たっぷりの和定食
- 石垣島観光（玉取崎展望台、石垣島鍾乳洞など）
- ランチは島そばを食べる
- 夕方に竹富島へ移動
- 竹富島のリゾートに宿泊
3日目
- 竹富島観光（西桟橋、星砂の浜など）
- シュノーケリングやカヌーを楽しむ
- 夕方に石垣島へ戻る
- 夕食は海鮮料理を堪能
4日目
- 朝食はフルーツたっぷりのモーニング
- お土産を買う
- 石垣島を出発
上記はあくまでも一例ですが、自分の興味や目的に合わせて、オリジナルのプランを立ててみてください。
離島旅行を楽しむためのコツ
最後に、離島旅行を楽しむためのコツをご紹介します。
島時間を楽しむ
離島は、本土とは違ったゆったりとした時間が流れています。
このときばかりは、のんびりとした島時間を満喫しましょう。
朝日や夕日を眺めたり、星空を見上げたりと、自然とともに過ごす時間を大切にしてください。
思い切ってデジタル機器は電源を切り、デジタルデトックスをしてみるのもおすすめです。
地元の人と交流する
島の人々は親切で、温かく迎えてくれます。
地元の人と交流することで、島の文化や歴史、おすすめスポットなどを教えてもらえるかもしれません。笑顔で挨拶を交わすことから始めてみましょう。
島グルメを堪能する
離島では、新鮮な海の幸や島ならではの食材を使った料理が楽しめます。
宮古島の車えび、石垣島のアーサ（海藻）、五島列島のきびなごなど、その土地ならではの味を堪能しましょう。
大自然を満喫する
離島は、美しいビーチや豊かな自然に恵まれています。
青い海、白い砂浜、色鮮やかなサンゴ礁など、五感で自然を感じてください。
シュノーケリングやダイビング、カヌーなどのアクティビティにも挑戦してみましょう。
離島ならではの体験をする
離島には、その土地ならではの歴史・文化があり、いつもと違う体験ができます。
宮古島の織物体験、石垣島の星空観察、五島列島の教会巡りなど、離島ならではの特別な体験を旅の思い出に加えてみてはいかがでしょうか。
離島旅行は、日常とは違った時間を過ごせる魅力的な旅行です。
事前の準備を万全にして、思い出に残る素敵な旅行にしてくださいね。
